運動音痴は遺伝だと諦める?

こんにちはスポンジキッズです!

 

プロ野球選手のこどもがプロ野球選手になりやすい?

 

サッカー選手のこどもがサッカー選手になりやすい?

 

 

プロ野球選手のこどもがサッカー選手になっている例もありますね(笑)

 

 

それは遺伝でしょうか?

運動神経の良い親のこどもは、みんな運動神経が良いのでしょうか?

 

 

こんなことを言われたことがあります。

 

「うちの子、父親に似て運動音痴なのよ、私に似れば良かったのに。」

 

たしかにそうなんです。

 

おそらくお父様とお出掛けしたり、運動したりすることが多かったのでしょう。

だから「似た」のだと思います。

 

 

でもそれは

 

遺伝ではないのです。

 

お母様と一緒に運動していれば

お母様に「似た」かもしれません。

 

遺伝ではなく環境ですよね?

 

こどもは

目で見たものを「マネ」して覚えていくのです。

 

きっとプロ野球選手のお子様は

プロレベルの運動を間近で見る機会が多く

それらを真似ることで

自身も運動が得意になっていったのだと思います!

 

 

目や耳など五感で感じ

具体的に身体を動かす

能力が非常に重要なんです!

 

 

こういった能力は

コーディネーション能力と呼ばれています。

 

「身のこなしがうまい」

「リズム感がある」

「状況判断が優れている」

「良いところを守ってる」

「センスがある」

 

などと表現されることが多いですが

コーディネーション能力が関係してきます。

 

 

専門的な技術を覚える前に

自分の身体を思い通りに動かせるようになることが必要なんです。

 

 

多くのトップスポーツ選手たちは

こどもの頃に様々な遊びや運動を通して

コーディネーション能力を高める

コーディネーショントレーニングを経験していると言われています。

 

 

木登りをしたり、ゴム跳びをしたり、竹馬をしたり、日曜大工をしたり、河原で遊んだり、田植えをしたり、などなど

 

いまでは経験することが減ってしまっていることもありますね。

 

色々な事を体験することができる

環境が必要なんです。

 

 

それもできれば5.6歳頃までに。

 

 

その頃までの運動刺激が脳に刺激を与え

神経回路を形成されていきます。

 

 

できるまでやらなくてもいいんです。

 

あらゆる刺激を求め、多方面に興味を持っている

この時期のこどもは

集中力も長く持ちません。

 

だからいろいろな動きをざっくり経験できれば

それでいいのです。

 

 

上に書いたご家族は

いつもお父様の同じ動きを見て、同じ動きを真似してのかもしれません。

 

今日から、明日からざっくりと

いろいろな動きを体験させてあげられる

環境を作っていきましょう!