結果と経過どちらを褒める?

こんにちは

スポンジキッズです!

 

こども達にスポーツを楽しんでもらえる環境を!

 

 

結果と経過どちらを褒める?

 

 

頑張っても結果がでなければ褒めない?

結果が良ければ全てよし?

 

こんな悩みはありませんか?

 

少しクリアになるお話を。

 

 

スタンフォード大学の心理学者

キャロル・S・ドゥエックという方をご存知ですか?

 

マインドセット やればできる!の研究

 

というタイトルの著書の作者といえば

おわかりの方も多いかと思います。

 

 

この方の興味深い研究があるのでご紹介します!

 

思春期の学生に

難しい知能テストを行いました。

成績に偏る事なく2つのグループに分け

 

Aグループには

「よくできたよ、頭がいいね!」

 

Bグループには

「よくできたよ、がんばったね!」

 

と褒めました。

 

そしてさらに難しい知能テストに挑戦するか

と質問しました。

 

まだ続きがあるのですが

簡単にかいつまんで説明させて頂きました。

 

 

どうなったと思いますか?

 

頭の良さを褒めたAグループが難しい知能テストを避ける傾向にあったのに比べ

 

努力を褒めたBグループの多くが難しい知能テストに挑戦して、さらに学べるチャンスを選びました。

 

頭の良さを褒められて、次はできなかったらどうしよう、失敗するところを見られたくないという心理が働き、チャレンジできなくなってしまったのです。

 

一方、Bグループは努力することに喜びを感じ、積極的に難しい事にチャレンジをするようになりました。

 

 

 

つまり

能力を褒めるのではなく、努力を褒めると能力があがる。

ということです。

 

 

成績が良いと、何気なく

 

「良い点数が取れたね、頭が良いね!」

 

と言ってしまいそうですが、成績が良くなった努力を褒める事が大切です!

 

「成績が良くなったね、一生懸命宿題やっていたね、良く頑張ったね。」

 

 

と。

 

 

積極的に学び、成長できるこどもに育って欲しいと思いますよね。

 

親や、指導者のちょっとした言葉掛けで

成長できる環境を作っていきましょう!